低炭水化物ダイエットって?

低炭水化物ダイエットって大丈夫?

 

数あるダイエット法の中で、低炭水化物ダイエットはかなり効果的だという評判ですよね。

 

炭水化物の摂取を制限して痩せやすくするメカニズムで、いちばん有名なのは、アメリカのアトキンスという循環器内科の医師が考案した『アトキンスダイエット』とも呼ばれるものです。

 

なぜ炭水化物の摂取を制限すると痩せやすくなるかというと、私たちの体のエネルギー源となっているのは、普段の食事から摂っている炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の3種類ですよね。
中でも炭水化物は、タンパク質や脂質に比べて短時間で消化吸収されてブドウ糖(グルコース)になり、血中を巡ってエネルギー源として利用されます。炭水化物を摂取すればすぐに血糖値が上がり、その血糖値が高くなり過ぎないようにコントロールしているのが、すい臓から分泌されるインシュリンというホルモンです。

 

この時に、肝臓や脂肪組織ではブドウ糖はグリコーゲンや脂肪として蓄えられ、筋肉や脳ではブドウ糖を取り込むように働いて血糖値が上がり過ぎないようにコントロールしているのです。
炭水化物を摂り過ぎると、体内で利用しきれないブドウ糖が脂肪として蓄積して、太りやすくなってしまうので、炭水化物の摂取を制限して、脂肪を分解・燃焼しやすい体質に改善できるということになるのです。

 

 

アトキンスダイエットは、1日の炭水化物摂取量が通常200〜300gとされているところ、20〜40gへと極端に減らし、その代りにタンパク質や脂質の摂取量を増やして血糖値を低レベルに維持してダイエットする方法になりますが、実はこれも賛否両論なんです。

 

 

そもそもこのダイエットは、アトキンス医師が自身の肥満改善と糖尿病患者のために考案した食事療法であり、言ってみればアメリカ人向けの療法なんですよね。
お米や麺類、イモ類、豆類などの穀類を主食とした日本人には、ちょっと不向きだと言えます。

 

事実、炭水化物を制限すれば短期間で減量できるのですが、体のエネルギー源である炭水化物が不足すると、健康に悪影響を及ぼすことも指摘されています。

 

例えば…
・栄養バランスが崩れて体は疲れやすくなり、体の再生能力が低下してしまい体調を崩しやすくなってしまいます。
・脂質を摂取する割合が高くなれば、動脈硬化や心臓疾患のリスクが高くなります。
・脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖ですから、不足すれば脳の働きは低下します。
・脂肪代謝で発生するケトン体が体内で増加し、これがイライラ感になったり、「ダイエット臭」と言われる原因になります。
・ブドウ糖を生成させる肝臓に負担をかけることになります。

 

 

この様な副作用の事例を見てみると、炭水化物を主食としている日本人の体にはリスクが高いダイエットだと言えるかも知れませんね。

 

日本人には日本人に合ったダイエットが望ましいと思います。


 

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